日頃、創作活動の合い間に考えていることを“つぶやいて”いきますので、お気軽に閲覧いただければ幸いです。
【2021年10月】
2021.10.12(火) 「続・才能について」
前回、才能についてお話しましたが、いろんな才能の中で丁寧に観る、感じる、創る、続ける、此れはとても大事なことと思います。何でもお手軽に作る、食べる、過ごすが氾濫してますが、反対に何が丁寧なのかを知らないなら、手の抜き方もわからないのでは。
絵の場合、写生を続けるのは、かたちだけを写すためだけではなく、新鮮な気付を求めているからです。物を大事に扱うのは、その後ろにあるもの、それを手に入れたときのこと、思い出を大事にしているから。どうでもいいものはないはずです。もしそれがなにかポイントを貯めて貰ったものでも、欲しいと望んで手に入れたものなら、それが素敵なものになります。
むやみに何でも欲しがるような時代ではありませんが、なるべく自分のお気に入りだけに囲まれていきたいものです。少し世の中がコロナに対して変化していこうとしているようです。久しぶりに太陽にあたって、秋を楽しみたいですね。