日頃、創作活動の合い間に考えていることを“つぶやいて”いきますので、お気軽に閲覧いただければ幸いです。
【2021年 7月】
2021.07.08(木) 「雑感」
祇園祭と梅雨の末期が良く重なるようです。毎日雨が続き、心もジメジメして悪いことばかり考え勝ちです。おまけにコロナについて連日テレビで、明るい未来はもう訪れないかのような報道をずっと聞かされ、外出を控え人と人の繋がりを絶って孤独になりがちなこんな日に私も絵描きを止める時はどんな時か考えました。
私の場合いつも個展の予定がありそれについて考えて制作して毎日を過ごしていました。それがこのご時世決めかねて、先が全く決めていない、こんなことは、初めての経験です。とりあえず勉強しようと今までしなかったものを写生し始めました。それはとても新鮮で面白いことですがふっと発表の機会のないことで深くなっていかないのです。身が入らないというのはこのことかと思います。
目標がないことが日々を薄く送る、こんなことが気がつけば描くことを止めていくことにつながるのかと思います。今誰もがこの目標がない毎日に静かに蝕まれていくのかと恐怖します。ではどうすればいいのかといっても、すぐに答えが出るはずありませんが、まず体を動かしてダラダラを減らしていこうと思います。