日頃、創作活動の合い間に考えていることを“つぶやいて”いきますので、お気軽に閲覧いただければ幸いです。
【2020年10月】
2020.10.26(月) 「雑感」
無常と言う言葉を、高校古文で、平家物語かなにかで常ならず、ずっと同じであり続けることがこの世ではないと習ったと思いますが、若い頃には、本当の意味を理解していなかったようです。
いま60過ぎの経験でやっと本質を理解できそうです。狂ったような夏が過ぎむしろ夜寒が身に染みるこの頃、季節が、移ろい新しい経験も日々起こり、これが生きている証と思います。そして心も、悲しさよりも感謝や楽しみに移っています。夜明け前が一番暗さを感じると言われますが、コロナでの閉塞感もひょっとしたら少しづつ緩やかに良い方に行けばと思います。
先ずは、毎日しっかり寝て食べて、体を動かすをしていこうと思います。美しい紅葉を期待して
2020.10.20(火) 「日本画の基礎 第4回 サクラの枯葉」
今回はサクラの葉を描きます。紅葉が美しい葉は身近にあるので、これからの季節ちょっと下を見て持ち帰っても写生が出来ます。一枚の葉に、沢山の色が隠されていて、丁寧に探して感じてください。
サクラの枯葉 [1]
これからもっと色づき赤が美しい落ち葉を描いてみる。
栗やブナ・イチョウ・紅葉など美しい形と色を観察してみよう。
サクラの枯葉 [2]
1.葉の背骨を描く。
2.補助線で角度と幅を描く。
3.外形を作る。
4. 2.の時の補助線に沿って
葉脈を描く。
5.葉のギザギザを描く。
外の方がふくらんでいる。
葉脈で葉の形が作られている。
サクラの枯葉 [3]
A.色鉛筆の色を重ねる。
絵を描く時に使う色を塗る。
B.明るい目に色を使う。
色鉛筆で何色が含まれて
いるのか分けて見る。
重ねる事によって深みが
出てくる。
ホトトギス
1.真上から見ると六分割の
花びら
構成を分けて見ていく
→中心から六分割
→逆円錐形の中におさまる
一見複雑に見えるホトトギスですが、補助線を引くことによって形の成り立ちが見えてきます。