日頃、創作活動の合い間に考えていることを“つぶやいて”いきますので、お気軽に閲覧いただければ幸いです。
【2019年7月】
2019.07.17(水) 「雑感」
梅雨の頃は、どうしても体調も優れずなんとなく心もどんよりとしてしまいがちですが、一年の中でも過ごしにくい季節に、祇園祭があります。良く考えたものだと思います。
まず京都は昔から観光で成り立っていたので、この悪い時に、祭りで楽しんでいく、それも町の誇りである産業織り物、染め物、デザイン工芸を駆使して飾り技芸であるお囃子にのせて一月かけて何百年も、この街の力を感じます。
今年もお囃子を聞くだけで、いろいろなことを思い出します。あと何年聞けるかと思う時、もう会えなくなった方の顔が、浮かびます。絵描きをしていると、いろんな職業や立場の方とお話出来ます。個展をしている時、私は、会場で、なるべくせっかく来てもらえた方に、お話をすることを心がけています。
2019.07.09(火) 「雑感」
光陰矢のごとしと言いますが、まさにこの頃の日々がそうでした。毎日描いているのに、一体どこが変わったのかたと思えるような作業の連続でした。
イメージが揺らぐと回り道のような作業が増えるので少し離れてみることが大切だとわかっていてもついついコツコツ描いて満足してしまう。どうしても描き重ねることで不安を和らげようとしてしまう。こんな時は、少し頭を冷やすために外に出てみるのがいいようです。